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娘が学校から帰って来て、「Kちゃん、明日、学校にケーキ持って行く。Aちゃんの誕生日なんじゃ。」と言う。
私じゃなくて、自分が焼くと言う。 ほぉ~、いよいよ、新旧交代の時期が来たか? いやいや、まだまだ、私も発展途中。 席は譲れません。 さて・・・? 初心者向けの、簡単にできるものだったら、パウンドケーキだな・・・。 基本中の基本だし・・・。 娘は、小さい時から、私がケーキを作り始めると、大きなイスを引っ張ってきて、その上に乗っかって、カウンターの上に両肘をついて、ずぅ~ッと眺めていた。 研究熱心な子だなぁ~と感心していたら、目的は別のところにあった。 バター、砂糖、卵と、どんどんボウルに入れて行き、その都度、ビーターで攪拌するのだが、最後、小麦粉を入れたら、ビーターからヘラに持ち替える。 その時、ビーターを流しに持って行こうとしたら、「Kちゃん、もうそれ、洗っちゃうの?だったら、なめていい?」と、娘。 ははぁ~ん、お目当てはコレだったのだ。 洗った後みたいに、きれいになめてくれて(笑)、口の周りは、バター生地で真っ白! ああ、あんなちっちゃかった娘が、今度は、ケーキを焼くなんて・・・と、感慨に浸っていたら、「最初バターで、つぎ砂糖だったよね・・・。」 へぇ、だてに両肘ついてたんじゃなかったのね。 「アタシ、多分、パウンドケーキとガトーショコラは、自分で焼けるわ。」 頼もしいではないか! 結局、私は、何も手伝わず。 ただ、焼き上がりの時間が遅くなるので、先に寝させて、私が、ラッピングすることにした。 私はいつもケーキは真夜中に焼く。 だから、夜が更けても大丈夫。 今朝、バタバタと起きて、5個掴んで、持って行った。 今、一緒にお弁当を食べてる5人、全員に配るのだそうだ。 残りは、自分で食べるのだそう。 こんな絵本を思い出した。 IN THE NIGHT KITCHEN、おいしいケーキができたね。
by sunagimo-confit
| 2010-10-27 02:41
| お菓子
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