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行きたかったパウル・クレー美術館。
スイスの首都ベルンの旧市街、時計塔の近くからバスに乗って、「熊園」を通り過ぎ、アーレ川を越え、くねくねと細い坂道(閑静な住宅街の中)を登っていくと、徐々に道が開けていき、周りは野原。 園芸センターがあって、その次が終点。 サンドイッチでも買って、この辺で食べればよかった。 まるで、ドールハウスみたいにかわいいおうち。 これが、Zentrum Paul Klee(パウル・クレー美術館) 設計は、イタリア人建築家Renzo Piano(レンゾ・ピアノ)。 日本での、彼の作品は関空が有名。 (ボケボケ写真でごめんなさい。) クレーの作品の中で代表的な3つの要素は光・軽快さ・自然だったらしい。 だから、この屋根の3つの波はこの要素を表しているのかなぁ? ここにはクレーの作品(約1万点)のうち、4000点を所有する。 センターでは常に200点は鑑賞可能で、クレーに関連する特別展も開かれる。 もし、「クレーの、これが観たい!」という作品があれば、事前に予約すれば見せてくれるらしい。 まぁ、そんなことしなくても、展示作品だけで、私は十分。 膨大な量の作品で、頭も体もクタクタ・・・。 好きな絵を観ると、魂が絵と自分を行き来するので、かなり疲れる。 1日に1つが精一杯。 併設のカフェ。 広大な景色を眺めながら、チョット休憩。 なんともゼイタク。 これはクレーの絵をイメージして作ったというデザートプレートセット。 (これまた、写真がまずい・・・。) よく分からないかもしれないけれど、カプチーノのカップには、引っ掛けられるようにデザインされたスプーンがあるんだけど・・・。 人形のコレクションは圧巻。 これは買って帰った絵葉書。 Gekronter Dichterと、書いてあった。 ドイツ語わかんないけど、どうやら、なんか賞をもらった詩人らしい。 ボロギレで、ちゃっ、ちゃっと作った風なのに、クラフトじゃなく芸術品に仕上がっているのがすごい。 展示が変わるたびに、何回でも来たい場所。
by sunagimo-confit
| 2010-11-19 03:23
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