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昨日の続き。
美味しいランチを頂いた後は、美術鑑賞。 オンセナートの一環で、温泉旅館又はホテルの1室を、まるで美術館の様に味わえるイベントになっている。 まず、その'オンセナート'だが、以下イベントトップページからの抜粋: '古くは日本書紀にも残る日本最古の温泉「道後温泉」。松山観光の目玉ともいえる道後温泉本館が、2014年4月10日に改築百二十年の大還暦を迎えることを記念して、アートフェスティバル「道後オンセナート2014」が開催されます。道後温泉本館が、アート作品へと変貌するほか、9軒のホテル・旅館の各一室を著名なアーティストたちが手がける、泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTAL(ホテルホリゾンタル)」が誕生。そのほか、昼も夜も、まちを巡りながら道後の魅力を最大限に味わうことができます。また、地元に重きを置いてコミュニティーを形成する試みとしてアートディレクションと運営は地元NPOと若手クリエイターでつくるコンソーシアム「道後アートプロジェクト」が担当。総合プロデュースは、東京・青山で複合文化施設を運営する、スパイラル/株式会社ワコールアートセンターが行います。' ・・・というワケで、ワレワレ3人がランチを頂いた'ふなや'さんは、葉山有樹さんという陶芸作家さんとのコラボ。 旅館の1室をまるで海の底に居る感覚を味わえる様に、実に緻密に計算されアレンジしてある。 (部屋の見学は700円。) テーマは「藍」。 へやの4面に、すべて彼の作品が描かれている。 障子を通して入ってくる光の前に立つとまるで影絵。 コレも、水面から差し込む光をイメージしているのかもしれない。 部屋中央には、テーブルが有り、その上には径50cmほどの器が置いてある。 コレも、葉山有樹さんの作品だが、器には水が張ってあって、案内係の人が、筆で、水をかき回すと、光が水面に反射して、天井に移り込み、天井が、まるで水面のように感じられる。 そうするコトによって、部屋に居る自分達が、まるで、水面下に居るように感じられる。 部屋という空間を、上手く利用した実に面白い体験型展覧会だ。 彼の細密画に近いタッチにも、大いに感動した。 頂いたパンフレットにはメッセージとして、こんなコトが書かれていた。 '水の惑星「地球」に生まれた無数の命。 「魚藻文」は、水の惑星に育まれた生命の郷愁と感謝の表現として生まれました。 藍の間の装飾は六千年に及ぶ彩文土器と文様の伝統を受け継ぎながら、水と湯の文化の中心地への敬意と憧憬の思いを込め描きました。' ああ、なるほど、それで部屋が、そうなっているのかぁ・・・。 温泉地ならではの企画と言える。 この部屋だけじゃなく、'ふなや'さんの色んな場所に、陶板や、沈香壷が展示してある。 パンフレットを参考にしながら、それを1つずつ観て回るだけでもオモシロイと思う(コチラは無料だし・・・)。 こんなコトでもないと、この作家さんも知らなかった。 彼の魚の絵、好き。 特に肉食魚。 脳ミソの引き出しに仕舞っておこう。 今日の、クロぽ~ん。 抱かれるのイヤだから、コレ、物凄いガマンしてる(笑)。
by sunagimo-confit
| 2014-10-23 07:31
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