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Henry Dargerは、好きな芸術家の一人で、ここ4~5年で、日本でも彼の作品は「アウトサイダーアート」として、人気を集めている。
以前から「フォークアート」が好きで、ニューヨークにあるAmerican Folk Art Museumは、大好きな美術館のひとつ。 その時(1993年だったと思う)も、チェーンソウにグアッシュで絵を描いていたり、クレイジーキルトだったりのグループ展覧会を見終えて、ミュージアムショップに立ち寄った。 そこで、彼の画集との衝撃的な出会いがあった。 似たような顔をしたかわいい女の子が、はだかんぼで、木に縛り付けられていたり、銃を持っていたり…。 どうやらコレは、15,145ページにも及ぶ彼の作った物語(「非現実の王国で」)の挿絵らしく、あまりに長い物語のせいか、未だに全文が本として出されてはいないという。 物語も読んでみたいけれど、この絵に出会えただけでも、ラッキー! 彼の画集がきっかけで、「アウトサイダーアート」を調べていくと、l'Art Brutに行き着いた。スイスのローザンヌにある美術館はデュビュッフェが、発掘した、たくさんのl'Art Brut芸術家の作品が展示されている。 l'Art Brut芸術家に共通して言えることは、「執着」じゃないかと思う。ある人は線路だったり、ある人は鉄骨だったり、広告だったり、カレンダーだったり…。ただひたすら描いて行く事によって、想像を絶する傑作が生み出されている。 子供が描く絵がいいのは、その「観察力」だと思う。l'Art Brut芸術家は、子供のような、まっすぐな「観察力」を持っているんじゃないかと思う。 日本にもたくさんl'Art Brut作家がいて、今、パリでの展覧会が話題をよんでいる。 来年1月までやっているので、どうにかして行けないものかな。 でも、日本の作家なんだから、きっと、日本でもやってくれるに違いない。 6月20日の日曜美術館で、「アールブリュットジャポネ展」の特集があるらしい。 この間から、軒並み、私の好きな作家ばかりが日曜美術館で、放送されるのでうれしい悲鳴!! 2年前、アトリエインカーブ展@サントリーミュージアムに行った。 日本の美術館では初めてだったと思う。どの作品も素晴らしかったが、個人的には武田英治と吉宗和宏の作品が好きだ。 また今、その時の画集を開いてみている。
by sunagimo-confit
| 2010-06-15 08:39
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