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今日は、どこか、新しいところを開拓してみようと、前から気になっていた某フランス料理屋さんに行った。
場所は、広島駅周辺・・・ということにしておこう。 うぅ~ん・・・自家製だというパンがおいしかったけど、その他は、ま、フツー。 可もなく不可もなく。 サラダとスープとメイン、食後に飲み物と、シャーベットで¥1260と、かなり、リーズナブル。 最初のサラダは、彩りもよく、黄色いカボチャは、生で入っていて、結構、歯ごたえもあり、他の野菜とのバランスもよく、ドレッシング(豆乳ベースだった)との相性もいいし、なかなか楽しめた。 メインはスズキのポアレだったが、ソースを夏らしく、あっさりさせているということだったが、ソースの味が、魚の存在を無視しているように感じた。 合ってなかったんじゃないかな・・・。 ソースに魚が負けてた。 ソース自体はおいしいので、もチョット癖のある、たとえば豚肉のソテーなんかだったら、相乗効果で、おいしかったんじゃないかな・・・と思う。 それでは在り来たりになってしまうので、あえて、魚にしたのかな・・・? 好みなので、一概には言えないけど・・・。 コース料理は、自分で食べたいものが選べないから、残念。 シェフ自ら料理を運んでくれたり、店員さんの感じもよく、ワインの知識もしっかりある様で、お店の雰囲気はすごくいい。 夜は、アラカルトで頼めそうなので、今度は夜、来てみようと思う。 それよりも、そのレストランが入っているビルが気に入った。 恐らく昭和40年代に建てられたんじゃないかと思うが、窓はサッシではなく、鉄骨枠に擦りガラス、天井は剥き出し、こじんまりとしていて、一人暮らしをするのにちょうどいいサイズだなぁ~と思いながら、しげしげと見てしまった。 その「昭和の建物」で思い出したのが、その近くにある、1954年に建てられた「京橋会館」。 ここは、前からずっと気になっていて、どうにかして住めないかな・・・とは、思うものの、かなり老朽化しているので、新たに住居者を募集しているとは思えない。 住人もまばら。 1階部分は、ちっちゃな八百屋があったり、散髪屋、文房具屋、やっているとは思えないスナックなど、当時は、そのアパート内で、どうにか一応の生活ができるように配慮されていたと思われる片鱗がうかがえる。 今現在、広島市が、取り壊そうとしているらしいけれど、一部の若者の間では、レトロな雰囲気がいいと人気で、反対する人もいるようで、はっきりは決まってないらしい。 できるならば耐震装置を施して、維持して欲しい。 この「京橋会館」は、同潤会アパート(東京、表参道の青山アパートなど)の流れを汲んでいる、地方では唯一の建物らしく、そういう古い集合住宅が老朽化を理由にどんどんなくなっていくのは、とても残念だ。 それじゃなくても広島は、原爆で壊滅的な被害にあって、市内には戦前の建物が殆ど残ってないのだから、せめて、昭和のにおいのする建物を保存して欲しいと思う。 もう1箇所気になるところは、向洋駅周辺の旧国鉄の社宅(?)で、木造平屋の「長屋」タイプ。 周りは草ボーボーで、やはり、住人はまばら。 でも、草を刈って、木造を生かした改造をすれば、ギャラリー、ブティック、無農薬野菜売り場、カフェ、どんな風にも使えそうだけど・・・。 言うのは簡単だけど、素人には分からない、イロイロ理由があるんだろうな。 このままだと、そこも取り壊されてしまいそう。 再来週の日曜日に、「建物を見て歩く愉しみ」というセミナーを県美に聴きに行くつもり。 10月には実際に広島市内の面白い建物を歩いて訪ねるイベントにも参加する予定。 その中に「京橋会館」が、入ってないのが残念だけど・・・。 ま、住人が居るから、無理なんだろうなぁ~。 チョット、楽しみ。 今日は、これといって写真がないので、コレ、朝ごはん。 イングイッシュマフィンサンド。 ハム、レタス、紫タマネギ、ゴーダチーズ、庭でできたバジル。 付け合せは、ポテチ、ぶどう。
by sunagimo-confit
| 2010-09-09 02:52
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