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母の知り合いの方(自由美術)の絵が、ここに寄贈されることになり、ドライブがてら行ってきた。
本当なら、母と来たかったのだが、彼女は今、体調を崩していて、今日は残念ながら断念。 期間は来年の1月末まであるので、別に今日でなくてもよかったのだが、講演会があるというので、折角だし、天気もいいし、安芸灘大橋も渡りたかったので、行ってきた。 三之瀬御本陣芸術文化館 一見、めちゃくちゃ、和風の建物だが、実は、鉄筋コンクリート造りらしい。 木造だと、絵が焼けてしまったりするから、他の美術館から、絵を借りて展覧会をしたりすることが出来ないらしい。(館長、かなた氏いわく・・・。) なるほどねぇ~。 色々大変なんだなぁ~。 (パンフレットから・・・) 下蒲刈町は古い歴史と文化に支えられ、豊かな自然の中で育まれた由緒ある町です。 古来より内海交通の要衝として栄え、梅の関所「海駅」に指定され、本陣は大名・幕吏・公家などの往来時の休泊所として使われていました。 また、江戸時代には外交使節団「朝鮮通信使」を迎えるにあたり非常に大きな役割を果たし、案内役である対馬藩一行の宿泊所として使用されました。 当館は須田国太郎の常設展示館であり、独立美術協会の重鎮として活躍し同氏の作品、また1920年代からの日本美術の作家の作品などを所蔵しています。 「三之瀬御本陣芸術文化館」は当時の外観を復元し皆様の創造の場として、また芸術を愛する人々の集いの場所として、広く活用されることを目的としています。 新収蔵作品展 財団法人蘭島文化振興財団で、今年、灰谷正夫、清水勇、小間野生穂の3人の作家を新たに収蔵された。 彼らは20世紀後半の広島にあって、「自由美術」を舞台に活躍した作家たち。 1階の展示室には、須田国太郎の2点と清水勇、小間野生穂、両者の「ライオン」、「ラクダ」、「ゴリラ」といった、力強くて、どこかチョット人を食ったような作品がまるで、観に来ているわれわれを 遠巻きに眺めているようだった。 講演会は、やはり絵仲間である嘉屋重順子氏によるもの。 久しぶりに、みんなが集まって、同窓会でもしていたのかもしれない。 2階は主に灰谷正夫の作品。 母も一時期、この先生に師事していたが、絵を見て貰って家に帰って来る時は、いつも雑巾のようにぼろぼろになって帰ってきていたのを覚えている。 とにかく、けちょんけちょんにされるのだそうだ。 本当に細かい筆づかいのデリケートな絵だが、絵の具の下には、マグマがグラグラと沸いているのではないかと思うくらいの、ものすごい迫力も感じる魅力的な絵ばかり。 それにしても、こんな素晴らしい絵が、こんな辺鄙なところにあっていいの?・・・と、私の様なド素人は、すぐ考えてしまうが、きっと、「ライオン」も「ラクダ」も「ゴリラ」も、「俺らはここがいい。人が多いところなんて、真っ平ごめんだ。」とでも、言ってるのではないだろうか? 穏やかな瀬戸内海 おじいちゃんが売っていた無農薬みかんとレモン 安芸灘大橋 空気が冷たくて、日が差していても気温は1℃。 でも、有意義で充実した1日だった。 年が明けたら、母と来るつもり。 その時は館長の、かなた氏の話も聞いてみたい。
by sunagimo-confit
| 2010-12-26 01:06
| 絵
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