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タイトルの'Love Is a Battlefield'・・・'戦場と化した愛'なんて、穏やかではないですね。
男女の愛の縺れの事かと思いますよね。 いやいや、そうではなく、そう思わせるのが、この編者の意図で、これは、Newsweekに掲載された、合衆国陸軍に所属する兵士(32歳)のコラムです。 世界のどこかで、戦争が起こっていると分かると、アドレナリンが分泌され、居ても立ってもいられなくなる男の話で、普通の日常生活が送れない彼は、家族と一緒に過ごすよりも、戦場に居る方が、心の安らぎを得られるのです。 まさに、'Love Is a Battlefield'(愛するは戦場)、すっかり戦場にのめり込んでしまった男です。 軍に志願して、入隊し、厳しい訓練を受け、立派な兵士になるまではいいのですが、単に有能な兵士であることを越えてしまうと、あらゆる点において、過敏になりすぎるのです。 彼は、妻も子供も居るのですが、例えば、奥さんが誤って、洗濯かごをバァーンと、床に落としでもしたら、血相を変えてやってきて、「何だ、今の音はっ!もう二度とそんなことをするんじゃない!」と、怒鳴るんだそうです。 こんな人、家に居たら、いやですよね・・・。 彼が戦地での任務を終えて、家に帰ってくると、当分の間、家族はピリピリしていて、物音を立てないように、彼が嫌がること・・・チョット、買い物に行って来てもらうとか、水道の修理してもらうのに、電話をかけてもらうとか・・・そういった日常の、細々とした事を、彼に頼む事をしないように心掛けるらしいです。 うわぁ・・・大変そうです。 戦場に何回も行った兵士は、1回派遣された兵士よりもPTSD(心的外傷性ストレス障害)に苦しむ人が多いという調査結果も出ているそうです。 ある意味、彼らは犠牲者ですね。 そういう人たちは、普通に生活できないから、自分から志願して、どこかの戦場に派遣してくれと頼むのだそうです。 この話に出て来る彼の場合も、ほとんどそんな感じなのでしょうね。 でも、奥さんが、彼をすごく理解していて、そうやって、腫れ物に触るような生活をしていても、それでいいと言うのだから、うまく出来てます。 「彼が、自分や、子供に対して、権威を持って強く振舞うところが気に入っているの。自分の育った環境には、そんな強い人が居なかったから・・・。」と、インタビューで、答えていました。 ドメスティックバイオレンスを受ける女性が、そこから抜け出せないのも、こういうタイプの女性なのかな・・・って、チョット、思っちゃいました。 彼の行く末が、少し気になりますが、理解のある奥さんと、かわいい一粒種の娘さんと、末永くお幸せに・・・。 今日の、クロぽ~ん。 それ、ピノ・ノアールの葉っぱよ。
by sunagimo-confit
| 2012-05-13 06:01
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